第4話 地盤改良
こんにちは!建太です☆
急に涼しくなりましたね。風邪などひかないようにね!
さて、今回は『地盤改良工事』についてです。
大切なお家がだんだん傾いてきたり、建物に亀裂ができたりしたら大変ですよね。
建物そのものはしかっり作ってもその地面が豆腐みたいに軟弱だったらどうなるでしょう。
三条市や燕市をはじめ県央地区はもともと大昔から五十嵐川や信濃川など河川からの堆積された土砂でできているところがほとんどで、
新規の土地分譲地は田畑を埋立して造成した土地が多いのです。
ですからどこも『地盤がいい』というところはありません。(山間部は別ですけどね。)
そこで今は新築工事のほとんどが地盤改良をしております。
地盤改良工事の前に『地盤調査』を行います。
これは地面にある方法で荷重をかけ、沈み込むのにどのくらい荷重をかけなければいけないのか
(N値)を換算して地盤の強度をはかります。(スエーデン式サウンディング方式)
この地盤調査をもとに建物が沈下しないように基礎の下の地盤を補強することが地盤改良工事です。
昔は地盤改良工事なんてなく、『布基礎』が一般的でしたが現在は『柱状改良』といって地中に柱上の改良杭を造る工法が多く用いられています。
ひらたく言って穴を掘ってその中にセメントを流し込んで電柱を造るようなものです。
この電柱の上に建物の基礎が組まれます。
尚、地盤改良工事ではこの柱状改良のほかに『表層改良』といって地面そのものをコンクリート系固化剤でかため『面』でささえる、う~ん『かまぼこ』みたいなやり方もありますけど隣地や道路との影響が出やすいため一般的な住宅ではあまりやりません。
この地盤改良工事は建物本体工事とは別料金(工法により異なりますが、数十万円は平気でかかります。痛い出費?)ということが多いため、建物契約の際はよ~く確認しましょうね!
ここはケチっちゃいけませんよ!!
建物基礎部分にこのようにたくさんのセメントの杭ができました!
たくさんの杭の上に建物基礎ができます。安心、安心(*^_^*)
このように鉄筋を入れて型枠をつくってコンクリートを流し込みます。
だんだんそれっぽくなってきたでしょ☆
次回は一番楽しくてもめる!?外壁や部屋の壁紙の色や形などなどの『色決め』です。
またね☆彡