第6話 上棟
こんにちは!建太です☆
前回までで地盤改良のお話をしましたが、ここから一気にスピードアップしますよ!
建物基礎の型枠ができたら鉄筋を組んでコンクリートを流し込み、基礎ができます。
このあと、建物の基礎のまわりに足場を造ります。
基礎からアンカーボルトがでているので、ここに建物の土台を堅結して、建物がずれたりゆがんだりしないようにします。
次にクレーンを使って一気に柱や梁、棟木を組み立てていきます!
これを『棟上げ』といって、大工さんたちが10人くらいでやる建築の一番の見どころです(^O^)/
『建前』とか『建舞』ともいいます。
昔はこの時に、『餅投げ』といって『上棟式』のあと近所の集まった人たちに屋根からお餅やお菓子や小銭などを投げたものでした。
これは、家を建てることで災難を招くという考えがあるため、その厄を避けるためお餅や小銭と一緒に厄も持ってってもらう、という意味でした。
けど最近はあまり見受けられなくなりましたね。
だって今はどこも家が密集していて、お餅を投げたら隣の家の屋根に乗っかっちゃいそうだし・・・(^_^;)
建物の柱や梁、筋交などは『金物』といった金属を使って頑丈に接続します。
この金物こそが三条市の特産物の『建築金具』です!
その形から『羽子板』や『短冊』、『山型』など、その用途や場所によっていろいろあります。
建物の形ができたら外壁に『防湿シート』をはります。
やっと『マイホーム』って感じになってきましたね!ワクワク(*^_^*)
基礎配筋
上棟
足場の組立
防湿シートを張りました
建築金具です
次回からは、サッシやユニットバスの設置、断熱材などを随時お話しますね(*^^)v
お楽しみに!またね☆彡